ー1997年度 バックナンバー


■新春号■ 車の名義人にご注意を

 自動車保険加入のみなさまへ
 適正な契約の推進のために、下のような場合には、全保険会社で、自動車検査証(いわゆる「車検証」)のコピー等で、車の所有者、用途 車種、型式、初年度登録(検査)年月などを確認させていただくことになりました。特に2.・3.の場合、所有者名が異なると、 保険料割引ができなくなりますので、車購入にあたってはご注意くたさい。
1. 新たに自動車保険に加入されるとき
2. 車を買い替えられたとき
3. 2台目の車に保険料割引を適用されるとき

 中古車などの“名義残り”の車につきましては、車検証等とあわせて売買契約書等をご提示いただくことで、保険をつけることができます。 等級継承可能な同居の家族間の名義変更についてなど詳しいことは、保険会社または保険代理店におたずねくたさい。

 これからは、保険をつける時ではなく、車を買われる前にご一報くださるようお願い申し上げます。



■春 号■ 生命保険の加入は目的に合わせて

  保険というと、その金額に目がいきがちですが、どんな種類の保険に加入するかも大切です。 自分や家族のライフサイクル、ライフプランに合った保険を選ぴましょう。現在の暮らしの状況と、将来どんな環境で暮らしたいのかを じっくり考えることが生命保険選ぴの出発点です。
まだ若いから安い保険料で、
最低限必要な保障を確保したい
定期保険
掛捨型医療保険
最低限の保障+貯蓄性 生存給付金付定期保険
生涯にわたる保障がほしい 終身保険
定期付終身保険
保障に重点を置きつつ
資金準備もしたい働き盛りの人に
定期付養老保険
貯蓄性重視 養老保険
一時払養老保険
教育費の準備と補償に こども保険
レジャー資金や短期の貯蓄に 貯蓄保険
 など目的に合わせて、掛け捨て型・積立て型を選んでください。ご両親が子供名義で掛けてくださっている保険とダブらないように工夫して・・・



■夏 号■ 死亡保険金を年金型で受け取る


死亡保険金を年金型で受け取る収入保障特約
相続税を分割納税できるというメリットも

  終身保険・定期保険・養老保険に付加することができる収入保障特約は、生計維持者に万一のことがあっても、保険期間満了になるまで、家族が毎月一定額を受け取れる年金型の特約です。

 被保険者が特約期間中に亡くなられたときには遺族年金を、高度障害状態になられたときには高度障害年金として保険金が支払われます。 年金受給権は相続税の課税対象となりますが、保険金が月額に分割されているので、相続税の支払いも分割され、納付しやすくなるというメリットがあります。

  年金の受取額は、ご契約時に自由に決めることができます。



■秋 号■ 正しい生命保険の入り方

 新たに生命保険に加入する場合や、いま加入している生保を再考するとき、最も大切なことは、自分は何のために生命保険に入るのかということを 原点に立ち戻って考えることです。その上で、親身になって相談にのってくれる担当者に出会えればベストといえるでしょう。 では、信頼に足る担当者はどうやって見分ければよいか。それには次のような質問をしてみることです。
Q1 なぜその保険を私に勧めるのですか?
Q2 保険金はいくらですか?
Q3 その保証はいつまで続きますか?
Q4 掛け金はいつまで支払いますか?
Q5 掛け金はずっと一定ですか?
Q6 保険金額は誰が決めたのですか?
Q7 その保険金額はどういう根拠で決めたのですか?
Q8 あなたはいつまで私をフォローしてくれますか?

 これらの質問は、客として最低限の権利を行使しているにすぎません。 これによどみなく答えられないようなら最良の担当者とはいえないでしよう。 生命保険というのは高価な買い物です。しかもそれは、万が一の時にあなたの家族を守つてくれる命綱となるものです。

  描いている生活設計の内容によって、10人いれば10種類の保険が考えられます。目的をはっきりさせて、無駄のない保険を、 信頼できる担当者に相談しながらしっかりと選びましょう。




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■新春号■ 保険の転換って本当に有利なの


会社に出入りしている生命保険のセールスレディに、保険の転換を勧められています。 果してそれが有利なのかどうがよくわからないのですが・・・。(32歳・会社員・男性)


生命保険は、一度はいったらそのままでいいものではなく、生活の変化に合わせて「見直し」が必要な商品です。 結婚、出産、転職、住宅の購入など大きな変化の多い30代は、特に保険の見直しの必要な時期でもあります。 そこで、日本の生命保険会社では、平均的に3年ごとに営業職員が来ては、 「見直し」と称して保険の「転換」を勧めます。ところが、この保険の転換は、 実際には、今の保険を下取りしてその解約金で新しい保険を買うにすぎないことが多いのです。 十分に説明されないままに転換をくり返して、 貯蓄部分がほとんどゼロになってしまっていた・・・という泣くに泣けない話をよく耳にします。

  本来の「見直し」とは、ニ一ズに合わせた保険の改造(特約をつけ直したり、保険範囲を家族全員に広げたり)を行うことで、 今掛けている保険をムダにせず生かすことです。 つまり、転換せずに、他の方法で自分の理想に近づける見直しを考えるのが最も有利なやり方なのです。

セールスレディがこういった見直しに応じてくれないときは、保険料を払うのをやめて「延長保険(同じ保障で期間だけ短くする)」か 「払済保険(保障期間は変わらないが保険金は安くなる)」にする方法もあります。 「解約は不利ですよ」といいながら「転換=解約による買い換え」を勧めるのはおかしな話です。




■春 号■ 通販の保険の安さが魅カなのですが・・・

  
最近、新聞やダイレクトメールで、通信販売の保険の広告をよく目にします。 月々3000円未満で家族全員を保障して保険金額が1億円とか2憶円と言われると、 何かとても得な保険のような気がしますが、ほとんど外国の保険会社の商品です。 実際の契約に問題はないのでしょうか?


  確かに紙面いっぱいに、ゼロがたくさん並んだ保償額を見るとぴっくりします。 しかし、小さな活字で書かれたところをよく見ると、保障することはさりげなく書かれていても、 保障されないことにはあまりふれていません。そして、その保障されない範囲が意外に大きいのが、通販の掛け捨て保険の特徴です。 代理店という保険商品を熟知した人間を介さない通信販売では、保険の加入から保険金請求まですべて自分の判断で行わなければなりません。 加入する保険の種類、保障範囲、条件など前もって自分で納得できない保険は、 いかに保険料が安くても契約すべきではありません。 通信販売の保険では、まず以下のことをパンブレットなどで確実にチエックしてください。
1.それは「損害保険」なのか「生命保険」なのか。

2.「ケガ」を保障するのか、「病気」を保障するのか。

3.「ケガ」であれぱ、日常生活すべてのケガか、交通事故のケガだけなのか。

4.「病気」であれぱ、医療保険なのかガン保険なのか。保障する範囲はどこまでか。

5.「白動車保険」であれぱ、万一事故が起きたら、誰が事故処理をするのか。

これらは、保険の保障の最も大切なところです。これが納得できない保険に加入してはいげません。



■夏 号■ 「相互会社」って何ですか?

新聞などを見ていると、保険会社には「日産生命保険会社」と 「大東京火災海上保険株式会社」のように、会社組織が違うものがあります。 保険契約をするうえで、組織上の違いが関係することがありますか?

  そもそも「相互会社」とは、保険業に特有の特殊な相互扶助組織で、 社員相互で保険しあうことを目的として設立されたものです。 いくつかの例外はあるものの、生命保険会社の大半は「相互会社」という組織形態をとっています。 それに対し、損害保険会社や外国の保険会社は、広く一般から資金を集めることのできる「株式会社」の形態をとっています。

  相互会社では、構成員はすべて社員(契約者)であり、すべての契約者が経営責任の端を担うことになります。 しかし、現実問題として、社員総会あるいは社員総代会と呼ばれる最高意志決定機関に一般契約者が参加するごとはなく、 「委任状」という形で経営を役員に一任しており、そういう意昧では通常の「株式会社」と実質的な差異はありません。 ただ、株式会社と異なり株主もいないので、その経営内容が見えにくい面があることも事実です。

  日産生命保険の例をとるまでもなく、契約者である消費者は、組織形態に関わらず、 資産内容・経営実態など真剣に保険会社の経営のあり方を監視する必要があります。 もちろん、それには保険会社の情報開示の促進が大前提ですが、保険会社の内情に精通している保険代理店を上手に活用するのも一つの方法です。



■秋 号■ ちよっと気になる血圧の話です


高血圧は心筋梗塞や脳卒中を引き起こすといわれていますが、 年をとると誰でも血圧が高くなるのですか?


血圧とは心臓から送り出された血液が動脈の壁にかける圧力のこと。 それは常に一定というわけではありません。健康な人でも興奮したときや運動中には血圧が上がり、 睡眠時には下がりまず。リラックスした状態で日をかえて2〜3回測定した結果をもとに診断する必要があります。

  高血圧と診断されるのは、血圧の高い状態(下図参照)が続いている場合をいいます。 高血圧のほとんどは「本態性高血圧]といわれ原因が不明です。 1.加齢 2.食塩の過剰摂取 3.寒さ 4.肥満 5.飲酒 6.持続的なストレス 7.遺伝などの原因が組み合わさってあらわれると考えられています。

  高血圧そのものには自覚症状がないため、治療せず放置していると、重大な循環器疾患を引き起こす確立が高くなることは事実です。 若い時期から食生活に気を配り適度な運動を続けていれば、高血圧を回避することができます。 成人病予防の意味からも、いままでの生活習慣を見直すことが、特に中高年の方の課題といえるでしょう。